- 現地調査は、設計図書のない場合の躯体図等の作成のために行うのではなく、あと施エアンカー工事の適切な施工・適正な工期・安全の確保および施工計画書の作成や円滑な施工のために行うものである。したがって、現地調査は、あと施工アンカー工事に先立って行う。
また、現地調査は、一般には、改修工事・耐震補強工事のような大規模な工事の場合に行われるもので、全てのあと施工アンカー工事に対して行うものではない。
さらに、現地調査は、管理者の指示によって行う場合と、施工責任者が施工計画書作成等のために必要と判断して行う場合とがある。
調査においては、アンカー施工業者の判断だけでなく、建物の所有者・管理者・使用者の意見も十分に聴取することが重要である。なお、調査は、日常的に行う一般工事・増改修工事・耐震補強工事等の工事規模に応じて、当該工事に必要な項目を選択して行う。
- 現地調査は、原則として、あと施工アンカーに対して十分な知識を有する施工責任者が主体的に行う。施工責任者には「あと施工アンカー技術管理士」または「あと施工アンカー主任技士」の資格保有者が適任である。なお、管理責任者または管理者が行う場合には、アンカー工事業者が負担する程度(何をどこまで)を事前に協議し、契約書に折り込んでおくことは、費用の積算の上からも大切なことである。
当協会の資格認定制度については後述する。
- 現地調査では、作業環境・周辺環境および設計図書による施工内容(範囲・工法等)の確認を行う。
調査項目には以下のものがあるが、これらの中、施工責任者は当該工事に必要な項目を選択して、管理者と協議して実施項目を決定する。
|